学科について
新しくユニークな情報伝達のカタチを探せ。
失敗を恐れぬデザインラボラトリー。

グラフィックデザインの領域は、社会構造や時代の動きとともに、日々変化し、拡張しています。本学科では、デザイン的思考を基本に、状況にしなやかに対応し、強く確かな未来を切り開くことのできるクリエイターの育成をめざしています。
既存のグラフィック的な手法のみにとらわれることなく、自由な発想で世界を見つめ、様々な実験にチャレンジしながら、社会と向き合っていきます。 コンピュータルームや専用大判プリンタなどの充実した機材や設備はもちろん、第一線で活躍するデザイナーやアーティストによる指導陣のもと、創造的なグラフィックデザインの可能性を探ります。 地域の文化や産業、企業、自治体等と協力し、学生が主体となって実社会へプロジェクトを提案する、ここは「デザインラボラトリー」なのです。

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考えるデザイン

情報を伝達しあうことは、いつの時代においてもわたしたち人間にとっての基本行為です。
グラフィックデザインの主な表現技法であるイラストレーションや写真、タイポグラフィーの基礎演習をはじめ、ポスターやバナーのデザイン、パッケージデザインなどの専門課題を通じて、実際に作品制作に取り組みます。
本学科におけるすべての演習課題は、絵柄の「作り方」からではなく、「考え方」から始まります。何度も考え、実験と失敗を繰り返すプロセスを重視し、情報を伝達するために必要な表現の本質を追求していきます。個人制作のみならず、積極的にグループ制作を行い、様々な角度から考える能力を養います。
グローバル社会における新しい公共サインのありかた、資源を無駄にしないパッケージ、高齢化社会に求められるインフォメーションデザインのスタイルなど、これまでグラフィックデザイン的発想が導入されていなかった分野へも、積極的にデザインのフィールドを広げます。

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感じるデザイン

ただ情報を伝えるだけでは、情報をデザインしたことにはなりません。 伝えるべき情報に、温度や湿度を与え、感情や愛情までも込める。情報デザインの基本は、感覚や感情を伝えあうことです。
まずは自分で感じることを大切にし、できるだけ多くの体感や体験を積み上げます。
五感を使った感覚演習をはじめ、身体を使ったドローイング演習、様々なフィールドワークを通じて、「感じる」ことの大切さを再確認します。専門演習へとつなげます。
単に視覚に訴える作品制作に終始するのではなく、インプットされた情報をアウトプットする際に、何が残り、何が欠けるのか? それを的確に感じとる能力は、クリエーターにとって大切な感覚です。現場で活躍するグラフィックデザイナーだけでなく、様々な分野で「感じる」ことを実践しているプロフェッショナルをゲストに招いたワークショップ、本学「こども芸術大学」の子供たちとの共同制作など、様々な形での「感じる」場を展開します。

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伝えるデザイン

情報を伝えるためには、様々な材料をエディット(編集)する能力が必要です。
エディトリアルデザイン、タイポグラフィー、ダイアグラム、ピクトグラムなどの演習を通して、情報を集め、切り取り、組み合わせ、再構成する、といった情報編集の基礎を学び、伝えるためのテクニックへとつなげていきます。コンピュータによる基本グラフィックソフトのオペレーション、手作業による製本実習、印刷工場の見学など、メディア製作現場にも触れるようにします。また、各演習課題を通じ、自分の作品をプレゼンテーションする能力、クライアントとのコミュニケーションを深める力を培っていきます。
さらに本学科では地域文化や企業、自治体と連携した、学外からの多数のデザインプロジェクトに積極的にとり組み、学生の演習を直接社会とつなげていきます。 本学科の特徴である「デザイン・ラボラトリー」的性格は、学生にとって伝えることを実体験できる貴重なチャンスとなっています。

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