い〜い〜じゅ~!?人生ゲーム一種子島編—

下田奈菜美Nanami Shimoda

私の祖母の家は、鹿児島県の種子島という離島にあります。小さい頃から夏休みには種子島に帰るのが恒例でした。
そんな種子島にはコンビニは3軒しかありません。船が欠航になったらその日の新聞は届きません。だけど、青い海とサトウキピ畑があります。そして困ったときには自分の畑の野菜をくれるあたたかい人がいます。
種子島の生活は、便利な現代社会に慣れてしまっていた私には大きな衝撃でした。しかし、年を増すごとに種子島の生活のほうが豊かなのではないかと思ったのが制作のきっかけです。
知らない土地に移住することはとても大変です。
郷に入っては郷に従えということわざの通り、ときには窮屈に感じることもあるかもしれません。けれども、その窮屈さなんて忘れてしまうくらい、種子島には明るい人々がいます。笑える出来事があります。でもそれは住んでみないと気づきにくいかもしれません。
このゲームで種子島で移住生活を送ってみましょう。ゲームなのでどんなに悪いことがあっても前に進めます。
そして種子島の魅力に気づいて、種子島に足を運ぶきっかけになれたら嬉しいです。
Tanaka Seminar