優秀賞
インクルjoy!
矢内彩裕
インクルージョンという言葉を知っている?
それは、いろいろな背景や特徴をもつすべての人が尊亘され、一緒に参加できるようにすること。
祖父が視覚に障害があることをきっかけに、私は視党障害に焦点を当てた作品を制作しました。
一見、線のない真っ黒な紙。これは見える人と見えない人が一緒に塗り絵を楽しむ新しいコミュニケーションアート「fureart(ふれあーと)」。エンボス加工やデボス加工によって紙に凹凸を施し、触れる塗り絵になっているため、視党だけではなく触覚を使って描くことができます。はみ出しても、何色で塗っても、きっと素敵なケーキが出来上がるでしょう。
この塗り絵を通して、万感について考えることはもちろん、見えない世界について考えるきっかけになれば幸いです。
さまざまな背景を持つ人々が一緒に楽しむことができ、視覚障害への理解を深め、私たちの社会がもっと優しさで溢れることを願っています。
それは、いろいろな背景や特徴をもつすべての人が尊亘され、一緒に参加できるようにすること。
祖父が視覚に障害があることをきっかけに、私は視党障害に焦点を当てた作品を制作しました。
一見、線のない真っ黒な紙。これは見える人と見えない人が一緒に塗り絵を楽しむ新しいコミュニケーションアート「fureart(ふれあーと)」。エンボス加工やデボス加工によって紙に凹凸を施し、触れる塗り絵になっているため、視党だけではなく触覚を使って描くことができます。はみ出しても、何色で塗っても、きっと素敵なケーキが出来上がるでしょう。
この塗り絵を通して、万感について考えることはもちろん、見えない世界について考えるきっかけになれば幸いです。
さまざまな背景を持つ人々が一緒に楽しむことができ、視覚障害への理解を深め、私たちの社会がもっと優しさで溢れることを願っています。
Shindo Seminar
見た目からは想像できない大食漢の矢内さん。卒業制作も「食」関係になるのかなと思っていたところ、視覚に障害がある人でも楽しめる物を作りたいとのこと。聞けば彼女の祖父はとてもアクティブな視覚障害者。そんな祖父が、矢内さんの姉の卒業制作展には「行っても仕方ない」と話したのがとてもショックだったそうで、「おじいちゃんにも来て楽しんでもらいたい!」と一念発起。以来盲学校に幾度と足を運び、アドバイスをもらい「さわる黒い塗り絵」を完成させました。これは「さわる本」の研究をしている団体からも高い関心を寄せられています。そして卒業後は、東京にある健康宅配食の企業でインハウスデザイナーとして働きます。彼女の優しい気持ちと温かみのあるデザインが存分に活かされることでしょう。
進藤やす子 准教授 評


