Visualizing the Invisible Sensitivity

小川詩乃Ogawa Utano

周りからは元気に見えていても、実はひどく疲れていること。何気なく向けられた一言が、心に残り続けてしまうこと。そんな感覚に心当たりはありませんか。
本作品は、HSP(Highly Sensitive Person)と呼ばれる、「刺激を強く受けやすい気質を持つ人」をテーマにした4枚組のポスターです。代表的な4つの特性である「思考」「刺激」「共感」「気づき」を、一つずつ視覚化しました。
HSPは5人に1人は持つといわれる身近な気質ですが、日常生活では目に見えず、周囲から理解されにくい側面があります。私自身がHSP当事者として感じてきた戸惑いや生きづらさ、そして同時に持ち合わせている繊細さの豊かさを、否定ではなく「ひとつの個性」として伝えたいと考えました。
同じ環境にいても感じ方は人それぞれで、理解しづらい部分もあれば、ふと共感できる瞬間もあるかもしれません。この作品が、特性への理解を深め、自分や周囲のあり方を受け入れる、ささやかなきっかけとなれば幸いです。
Takaya Seminar