虚像を前に、私たちは傍観することしかできない
岡村茉柚
私たちは全てがグラデーションであるこの世界を切り取りながら生きている。曖昧な部分も無理やり分類して言葉に収め、グレーを白と黒に二分化し、情報はおろか、人々の感情までもが、やがてただの記号に成り果てる。ときに削ぎ落とされ、ときに付け加えられながら、数多の言葉たちが構成しているこの現代社会の中で、私たちが見ている事実は、はたして本当に事実と言えるのだろうか。
全ては虚像であり、大きくなりすぎた虚像を前にして私たちができることは、ただ傍観することだけなのではないだろうか。
全ては虚像であり、大きくなりすぎた虚像を前にして私たちができることは、ただ傍観することだけなのではないだろうか。
Nakayama Seminar