しきより

畑澤佐智Hatazawa Sachi

古来より日本では四季の移ろいに寄り添い、自然や人とのつながりを大切にしながら「年中行事」が受け継がれてきました。
ですが現代の人々にとってその伝統は薄れつつあります。忙しい日々を過ごしていく中で季節を感じる時間はなくなり、かつて家族や友人と共有してきた年中行事はいつのまにか日常から切り離されることが多くなりました。
「しきより」はそんな年中行事のハードルを下げ、もっと気軽に触れてもらいたいという思いから生まれた"お菓子のパッケージシリーズ"です。食べる前にはオーナメントとして飾り、行事にまつわるお菓子を食べて季節を感じる。「行事を行う」ことを特別なことではなく、生活の延長として楽しめることを目指しデザインしました。
帰省や訪問の手土産として、あるいは自分へのご褒美として、「しきより」が誰かと季節を分かち合うきっかけになることを願っています。
Hagiwara Seminar