本の装丁講評
May 24, 2011
こんにちは
今日は3年生の課題のご紹介。
3年生は現在本の装丁の演習中です。
ブラッシュアップを重ね、今日が最終講評です。
近藤先生、大竹先生、非常勤の古川先生が講評してくださいます。
前回の装丁をパソコンで表示し、
前回からどのように変わったかも確認しています。
今回、装丁したのは安部公房の「壁」です。
現在販売されている「壁」の装丁はこちら
↓
壁 (新潮文庫) [文庫]
安部 公房 (著)
価格: ¥ 460
(Amazonより)
この本に納められている物語の中から1作品選んで装丁をします。
体裁は四六版上製です。ハードカバーの本ですよ。
カバーの他、帯も合わせて制作します。
トレーシングペーパーや特殊用紙に印刷したり、切り抜きをしたり
面白い仕掛けがたくさん盛り込まれていて、とても楽しい作品が揃いましたよ〜。
随所に仕掛けが隠れているものが多いので、その仕掛けに気づいた時は
思わず「お〜」とか言っちゃったり、一人でニヤニヤしちゃってます。笑
ゴメンね、そっとしておいてください。
与えられた制作時間は短かったですが
期間内に何度もブラッシュアップを重ね、
今年も完成度も高くおもしろい装丁が揃いました!
お疲れ様でした!