高畠ワイナリー見学ツアー
April 13, 2013
こんにちは!
突然ですが、山形はさくらんぼやラ・フランスのみならず、果物の栽培が盛んです。
中山ダイスケ先生が手がけた「山形代表」というジュースも、そのことを伝えていますね。
りんごや、もも、そしてぶどう!
山形はあま〜いデラウェアの栽培が盛んなんです!
そしてぶどうといえば...
ワイン!
山形には11ものワイナリーがあり、その中で高畠町にある高畠ワイナリーは、
世界に通用するワインづくりを23年前から行ってきました。
そしてワインといえば赤沼明男先生!
ワインを愛してやまない赤沼先生は、高畠ワイナリーのラベルデザインも手掛けています。
前置きが長くなりましたが、その高畠ワイナリーを運営している高畠ワイン株式会社様より、
グラフィックデザイン学科に新酒のラベルビジュアルの依頼をいただきました!
コンペ形式にて赤沼ゼミと4年生有志がビジュアルの制作を行います。
そしてそして、なななんと、まずワインのことを知った上で制作して欲しいということで、
参加者は高畠ワイナリーにて研修を受けさせていただくことになりました!
遠足気分でルンルンで向かいましたが、
この時点でまさかこんなにもワインの奥深さに衝撃を受けるとは誰も思っていなかったと思います。
高畠ワイナリーに到着し、早速エノログ(ワイン醸造技術管理士)の川邉久之さんにワイナリーを案内していただきました。
普段の工場見学では入ることの出来ない内部まで見せていただき、
工場設備の工夫と管理体制のきめ細やかさにまず感動しました。
赤沼先生がデザインしたラベルシール!
ぶどうの生産者別に分かれている樽たち
温度湿度の管理も徹底しています。
工場見学後はワインを飲みながらの美味しい昼食をいただき(ワインに夢中で写真撮り忘れました...)、
午後からは座学!みんな少し酔っぱらっていて居眠りしないか心配でしたが、
川邉さんのワインに対する情熱が伝わり、みんな真剣に聞いていました。
終盤は外に出てぶどうの試験栽培場を見学。
畑には白い高畠石が敷き詰められており、太陽の反射を利用して栽培しているとのこと。
石まで地産地消なんですね〜
ワインづくりも「創造力」が必要で、アートやデザインと似ていると川邉さんがおっしゃっていました。
イメージした味を表現するための過程や、ターゲットのニーズに対する応え方なども、
デザインの手法に通ずるものがあります。
川邉さんはじめ、高畠ワイナリーのみなさま、とても充実した一日をありがとうございました!
ここで見たこと、聞いたことを元に、
学生たちがどのようなビジュアルを制作してくれるのかとても楽しみです!
またコンペの様子など随時お知らせします!