昨年度、坂東慶一先生が担当している3年生選択必修「絵本」で制作した寒河江市の絵本「だいごろうと六地蔵」がついに出版されました！

この課題は寒河江市青年商工会の有志がオリジナルのストーリーを考案し、
イラストをグラフィックデザイン学科に依頼して下さった経緯があります。
昨年度の記事

青年商工会の方々と連携しながら制作していき、導入や講評会にも何度も参加していただくなど、
ご尽力いただいたおかげで学生の制作意欲も高まり、
同じストーリーでも個性のある楽しい絵本がたくさん誕生しました。

※昨年の講評に来ていただいた時の様子

最終的に選ばれたのは現在4年生の倉光菜都美さんの作品です！

金の帯の「オラ、はらがへった。」が効いてますね！
丁寧に描かれていて、暖かみのあるイラストが子どもたちからも人気だったようです。

現在、寒河江市の教育機関、図書館、幼稚園、保育園などに配布されておりますので、
お近くの方は是非読んでみて下さい！
全国的な販売に関しても現在検討中だそうです。

また、地域初の絵本コンテンツとして記者の方の目に留まり、
NHK山形放送局の安座間キャスターが取材にやってきました！

来週放送される予定です :-)

グラフィックデザインが地域に貢献し、形になっていく過程を間近で見ることができ、
学生にとっても刺激になりますね！

絵本の印刷に関して協力いただいた出版社の担当の方も、
「プロの作品と並べても差がない仕上がりですね」と絶賛していたようです！

この絵本を劇にするという話も出ているようなので、これからも楽しみなプロジェクトです！