Papic Ball Project
September 30, 2013
こんにちは!
先日、グラフィックデザイン学科4年の佐藤由佳さんが企画したプロジェクト
「Papic Ball Project」が東京都多摩市の多摩中央公園で開催されました。
「Papic Ball Project」は、1日だけ公園に500個ものボールが現れ、
公園に来た人々の日常を非日常にします。
突然存在しているボールに最初は驚きながらも、子供たちはもちろん、広い世代の方たちが、
キャッチボールをしたり、思い思いに楽しんでいました。
そしてパピックボールは夜になると発光し、
幻想的に非日常を演出します。
雰囲気のある光景です...
一瞬現実ではないような、不思議な感覚になります。
この企画は、グラフィックデザイン学科准教授でアーティストの原高史先生の演習の中で
佐藤さんが3年生のときに発案したものです。
実際に開催されるまでに1年近くかかっています。
それは様々な人が関わりながら作り上げていくプロジェクトというものの
リアルな時間のかかりかたでした。
佐藤さんの最初の案を基にプロジェクトスタッフがブラッシュアップと実験を重ね、
開催となったのです。
普段山形で生活し、制作している佐藤さんにとって、
東京の一度も訪れたことのない場で自分の作品(企画)を見ることは、
とても刺激的だったようです。
デザインやアートやプロジェクトは、
自分の知らない場所へ連れて行ってくれるような、
自分の知らないところで誰かと繋がっているような、
そんな魅力がありますね◎