東北芸術工科大学 グラフィックデザイン学科


May 14, 2014


グラフのお知らせ



【特別公開講演】アルバムのチカラ

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東日本大震災から3年以上が経ちました。
何もかも津波で流されたとき、多くの人が最初に探したのは家族の写真でした。
アルバムに残していたからこそ、帰ってきた思い出があります。


今回来ていただく写真家の浅田政志さんと、編集者の藤本智士さんは、
震災前より、アルバムエキスポなどを開催し、
デジタル化が進むいま、アルバムに残していくことを推奨されてきました。
震災が発生し、その意味は更に深まっています。


本講演では、被災地で写真の救出活動を取材してきたお二人から、写真をプリントすること、アルバムというカタチにすることの大切さをお話していただきます。


大切な家族や友人との思い出をみなさんもアルバムにしてみませんか?
一般の方、他学科の学生も聴講できます。
みなさまのお越しをお待ちしております。


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グラフィックデザイン学科特別公開講演
「アルバムのチカラ」


2014年5月28日[水]
17:30〜19:30
東北芸術工科大学 本館201教室
◎一般・他学科学生聴講可
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浅田政志(あさだ・まさし)
1979年三重県生まれ。日本写真映像専門学校在学中より自身を含めた家族が被写体となり、家族写真を撮り始める。その作品をおさめた写真集『浅田家』(赤々舎刊)が第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。『みんな家族』の企画では全国の家族のもとを訪れ、家族の現状を丁寧に話し合いながら1枚の家族写真を撮影している。国内外で写真展を精力的に開催。著書は『NEW LIFE』(赤々舎刊)、『家族新聞』(幻冬舎刊)、『八戸レビュウ』(美術出版社刊)、『くまモン、どこ行くの?』(飛鳥新社刊)、『南予写真 NANYO』(日本文芸社刊)、『家族写真は「」である。』(亜紀書房刊)などがある。


藤本智士(ふじもと・さとし)
1974年兵庫県生まれ。有限会社りす代表。雑誌『Re:S』編集長を経て、現在、秋田からニッポンのふつうを考えるマガジン『のんびり』の編集長を務める。また、吉本興業発行の『おおらかべ新聞』(大阪)など、編集を軸にローカルデザインを考える事例が話題に。編集・原稿執筆を手がけた『ニッポンの嵐』は、発売4日で20万部を超える大ヒット。著書に『ほんとうのニッポンに出会う旅』(リトルモア)、福田利之との共著『BabyBook』(コクヨS&T)。編著として池田修三作品集『センチメンタルの青い旗』(ナナロク社)。


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