東北芸術工科大学 グラフィックデザイン学科


July 28, 2014


グラフの授業



美篶堂さんによる手製本ワークショップ


July 28, 2014


グラフの授業


こんにちは! 山形も夏本番。盆地だけにものすごく暑いです。 でも都会のじめ〜っとした暑さとは違って、緑の風が吹き抜けるすがすがしい暑さなんです。

今日は近藤一弥教授が担当する3年生「本の装丁」内で美篶堂さんによる手製本ワークショップが開催されました!

本の装丁というのはいわゆる表紙の装丁だけではなく、 立体としての本を考えます。 表紙を取った時の本表紙や、開いた時に最初にある別丁扉、本文の文字組も含めてデザインしていきます。

今回も、長野県伊那市美篶から上島松男さん、東京の美篶堂ショップから上島明子さんにお越しいただきました! 20140723_4.jpg さっそく実演していただきます。 20140723_6.jpg まずは本文を折る行程から。 こちらは素人では時間のかかる作業とのことで、 やり方だけ松男さんに見せていただきました。 手作業とは思えないほど正確に早く折られる手さばきに、 学生も目を見張っていました。

つづいて背にのり付けをして行きます。 20140723_2.jpg ここには丈夫な本にするための工夫が施されています。

それぞれ松男さん、明子さんに指導していただきながら実際にやってみます! 20140723_7.jpg 20140723_9.jpg なかなか難しい...!

表紙を作って、本文と併せます。 20140723_8.jpg じっ!いつになくみんな真剣です。

最後に反りを直すための帯を巻いてもらって完成です! 20140723_1.jpg 今年の学生は出来が良いとお褒めの言葉もいただきました! 自分で作った本には思い入れが生まれますね。 この経験を思い出しながら大切にしてくださいね。

今回の製本ワークショップを通じて、「本」をより深く理解することが出来たのではないでしょうか。 お道具やのりボンドなども準備室に用意しておきますので、 本の装丁の課題やポートフォリオの制作に役立ててくださいね! みなさんの仕上がりを楽しみにしています◎


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