【夏のOCゲスト】イラストレーター中村祐介さん
August 04, 2014
こんにちは!
間が空いてしまいましたが前回のブログから引き続き、
夏のオープンキャンパスのイベントのご報告です。
今回のオープンキャンパスではなんと
イラストレーター・中村祐介さんにお越し頂きました!
中村佑介(なかむらゆうすけ)
1978年宝塚生れ。ASIAN KUNG-FU GENERATIONをはじめとしたCDジャケットや、赤川次郎、森見登美彦、2011年本屋大賞『謎解きはディナーのあとで』(東川篤哉著・小学館刊)などの書籍カバーを数多く手掛けるイラストレーター。他にもエッセイや音楽活動など幅広い表現方法を持つ。2009年に発売された初の作品集『Blue』(飛鳥新社刊)は、画集では異例の9万部を突破している。
中村さんのイラストでCDや本をジャケ買いしたことのある人も多いのでは。
この日を楽しみにしていた高校生と大学生が
トークショーが始まる30分前から会場でそわそわ...
トークショーは中村さんがどんな流れでイラストレーターになったのかということや
最近のお仕事の紹介。
そしてオープンキャンパスということで「いま芸大・美大にいく意味」を
高校生(在校生)に向けてお話をしていただきました。
印象的だったのは「いま芸大・美大にいく意味」という話しの始まりでしたが
中村さんは大学で「一般教養が楽しかったし、ためになった」とおっしゃっていました。
それは「将来イラストレーターやデザイナーになりたい人は、絵とかデザイン以外の知識をいかにしっているかが大事だよ」とのこと。
その他にもプロの仕事の流れ、お金(ギャラ)の相場のこと、
なかなか聞けない・知らない・知りたいことをズバズバ話してくださるので
聞き逃さないように大変です 笑
また、イラストの原画もお持ちいただき
写メってもいいよーという中村さんの言葉で会場にいる全員が一斉に携帯をとりだし
じっくりとその手仕事を見させていただきました!
中村さんの絵はパスで描いていると思われがちだそうですが
線は全て手で描かれています。
洗練された一本一本の線に魅了されてしまいました...
終盤は、事前に高校生や在校生が描いてきたイラストの講評会。
こちらも本当にじっくり講評してくださり
中村さんの何事も手を抜かない、真面目さが伝わってきます◎
中村さんの和やかなのにキレのあるトークで終始会場は盛り上がり
トークショー終了後もイラスト講評が間に合わなかった人の作品も
しっかり講評・レクチャーをしてくださいました...ありがとうございます...
そして、なんとその後グラフィックフロアに来ていただき
生絵...!生絵です
グラフィックフロアの壁はホワイトボードになっているのですが、
そこにライブで絵を描いていただきました!!
わー...すごいことだ...
翌日のオープンキャンパスでの撮影スポットになったことは言うまでもありません。
中村祐介さん、本当にありがとうございました!!
グラフィックデザイン学科ではこれからも
オープンキャンパスなどのイベント中に限らず
高校生・在校生に刺激のあるゲストの方をお呼びしていく予定です。
新設したFacebookページやこちらのブログで情報をアップしていきますので
ぜひチェックしてくださいね◎