東北芸術工科大学 グラフィックデザイン学科


November 16, 2018


グラフの授業



3年生 嘉瑞工房レクチャー

こんにちは!

本日は近藤一弥教授の授業の一環として3年生を対象としたレクチャーが行われたときの様子をお届けします。

今回は特別講師として活版印刷の会社「嘉瑞(かずい)工房」から高岡昌生さんにお越しいただきました。
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嘉瑞工房さんは東京新宿に本社を構え、昔ながらの金属活字を使用している活版印刷を用いて海外でも通用するレターヘッドや封筒、招待状などを手がけておられます。
今回は「欧文組版の基礎知識」をレクチャーしていただきました。

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普段目にするものを例にしてもらえると、より興味が深まりますよね!
こちらは写真を見ていただきたいのですが、みなさんご存知の企業ロゴについてもお話ししてくださいました。
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他にもプロのデザイナーでもやってしまいがちな間違い、
日本人が組んだ欧文組版を海外の方がみるとどんな印象を受けるのか、
イタリックはどのような場合に用いるべきなのか、
など事例をみせていただきながら教えていただきました。


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3年生が真剣に聞いている姿が印象的でした。。。
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内閣総理大臣のファーストシートという普通であればお目にかかることはない貴重なものも見せていただき、3年生は騒然としていました笑。見ているだけで緊張しますね。
他にもたくさんのレターヘッドや招待状なども見せていただいたのですが、
嘉瑞工房さんのレターヘッドも見せていただきました◎

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つづいて、普段の演習で制作していたレターヘッド課題も講評していただきました。
演習前に作品を何点かピックアップしていただき、文字の組み方をひとつひとつ細部まで見ていただきました。
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なにかをデザインしたりモノをつくるにあたり、その物事に対してデザイナーは誰よりも詳しくなくてはいけません。
高岡さんのレクチャーで「しまった、知らなかった!」と思った学生も多いのではないでしょうか?今回のレクチャーで文字に関心を持った人も多いと思います。そのもっと知りたいと思う気持ちを今後の制作にぜひ活かしてくださいね!


高岡さま、大変貴重なレクチャーをありがとうございました!


嘉瑞工房について詳しくはこちらの公式サイトをご覧ください。
http://kazuipress.com


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