スープとことばと文字と
June 26, 2013
こんにちは!
今週の1年生「感覚」の授業では・・・
じゃじゃーん
おいしそうなスープを用意しました。
このスープを飲み、そのスープのイメージを25文字以内のことばで表現するという授業です。
でもこのスープが何のスープなのか、どんな材料でできているのかは秘密です。
「おいしいね〜」と最初は楽しげですが、
段々とみんなのスープを味わう顔が真剣になっていきます。
このスープをどのようなことばで人に伝えるのか、
味覚や嗅覚の感覚をフルで使って想像を膨らませるのです。
ことばをホワイトボードに書いて、
同じスープを飲んだ班同士で、どちらのことばがそのスープと合っているのかバトル!
他のグループが審査員になり、
もう一度スープを飲んで、ことばを読みます。
「まさしくおばあちゃんの手作りって感じ!」
「おばあちゃんの手作りっていう感じでは全然ない」
「おばあちゃん」という一つのことばで意見が真っ二つに別れることも。
みんな人と共有できる、人に共感を得られることばやイメージを考える難しさを感じたのではないでしょうか。
今回のこちらのスープは全てスープストックトーキョーのスープです。
ここではじめて何のスープだったのかを教えます。
(ちなみに先ほどの「おばあちゃん」で意見が分かれたのは「とうもろこしとさつま芋のポタージュ」です。)
これで終わりではなく、
今度は飲んだスープ本来のネーミングの、文字をデザインします。
どんなカタチやラインの文字にしたらそのスープの「感じ」がでるのでしょうか。
試行錯誤しながら書いています。
そしてなぜ文字を丸くしたのか、太くしたのか、論理的にプレゼン。
イメージしたことと実際カタチに出したものは合っているのか、
想像力だけではなく表現力も大切ですね。
来週からも「味」についての授業です!
五感をしっかり働かせて過ごしましょう〜!
おまけ
スープを飲むみんな。