株式会社竹尾様による紙のレクチャー
July 02, 2013
こんにちは。
山形はようやく梅雨入り(?)、雨がしとしと降ってきました。
今日は近藤一弥教授、大竹左紀斗准教授が担当している3年生の演習「本の装丁」の中で、
ファインペーパーの大手商社である株式会社竹尾様が紙のレクチャーに来て下さいました!
竹尾さんの紙は本当に身近な至る所にあります。
ハードカバーの小説や、名刺、DM、年金手帳、サザエさんのタイトルバックまで!
手触りの良い、色の種類も豊富なファインペーパーは、
デザインをより一層引き立てる重要な素材です。
竹尾さんが取り扱っている紙の種類はなんと約9000種!
多種多様な紙の中からデザインに合う紙を見つけ出すのも楽しいものです。
今日はその紙が出来るまでの行程や、種類、特性など、
仙台支店の営業をされている黒澤雄様にお越しいただき、レクチャーしていただきました。
実際に紙を触りながら、特徴を感じます。
便せんなどに使用される書簡紙には、その紙メーカーのロゴの透かしが入っていたりするんですよ!
なかなか気付かないものですね。
他にもたくさんの製品見本を持ってきていただき、
実際にその使われ方に触れることができました。
見たことあるものも多かったのではないでしょうか。
竹尾さま、とても貴重な体験をありがとうございました!
ぜひ、PCの画面だけで満足することなく、
質感や手触りにこだわり、平面だけではない、プロダクトとしてのデザインの幅の広さを実感して制作を進めていって下さい。
レクチャーを経たみなさんの本の装丁の仕上がりを楽しみにしています!