こんにちは。
　
2年生の演習「イラストレーション」では
特別講師に絵本作家フィリップ・ジョルダーノさんを迎え
"ひねった童話"をテーマに
1.「あかずきん」
2.「みにくいアヒルのこ」
3.「浦島太郎」
4.「ツルの恩返し」
この4つの原作のキャラクター設定や時代背景を変え
自分なりの解釈で絵本を制作する、という課題に取り組みました。
　
　
2年生に「絵本」というメディアへの挑戦は難しいのではないかと思われましたが
フィリップさんのお話やプロの原画を見た影響もあり
名作作品が数多く生まれました！



講義ではご自身が絵本を制作するときのアイディアスケッチのやり方もライブで見せてもらったりしましたよ！


フィリップさん、どうもりがとうございました！
また、2年生のみなさんもおつかれさまでした◎


　
そして以前このブログでもお伝えしていた「かぐやひめ」絵本原画展が最終日を迎え、
台風の影響でフィリップさんが山形に来れず延期となってしまったトークショーも開催しました

坂東慶一先生にナビゲートしていただき、かぐやひめの制作秘話、展覧会中募集していた質問への回答、
オススメの世界の絵本紹介など内容盛りだくさんのトークショーとなりました◎
　
学生に国をこえて活躍しているプロが描く「原画」を見せることができ
本当に良い刺激になったと思います...

この距離で原画を食い入るように眺められる機会はなかなかありません
　
　
また日頃グラフィックのフロアでは見ない他学科の（特に芸術学部）学生さんや
一般の方にも足を運んでいただき、
多数のご来場、ありがとうございました！
　

　
Philip Giordano（フィリップ・ジョルダーノ）
1980年イタリア・チェッレ生まれ、東京在住。イラストレーター。スイス人の父、フィリピン人の母をもつ。ミラノのブレラ美術学校に通った後、 IEDヨーロッパデザイン学校で勉強し、トリノでアニメ制作技術のマスターコースを修了。2004年のボローニャ国際絵本原画展入選をきっかけに、児童書の仕事を開始。雑誌や書籍のイラストレーション、おもちゃのデザイン、アニメーションなどの仕事も手がける。絵本は日本、フランス、南アメリカ、 イギリス、中国、スペイン、ポルトガルなどに翻訳出版されている。