山形国際ドキュメンタリー映画祭２０１５のポスター
August 31, 2015
こんにちは。
ご報告が遅れましたが、先月、東北芸術工科大学にて
山形国際ドキュメンタリー映画祭2015のポスターが発表されました。
「山形国際ドキュメンタリー映画祭」とは、
1989年より隔年で開催されているアジア最大規模の映画祭。
その映画祭の作品募集のためのポスター、本祭用ポスターを、
本学科3年生の課題にて制作させていただいています！
今回で6回目、今年も3年生63名が近藤一弥教授の指導のもと、
（非常勤講師：石井一十三さん 特別講師：古屋貴広さん）
何度もブラッシュアップを重ね、本祭用ポスターをデザインしました。
講評の様子
実際に世界中に貼られるポスターをデザインするので、
講評もいつにも増して緊張感があります...。
学内選考に残った作品の中から山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局の方々に1点選んでいただき、
こちらの須藤鈴架さんの作品が選ばれました！
須藤鈴架さんによるデザインコンセプト
「ドキュメンタリーは日常を映しているけれど、作品になれば必ず撮影者の演出や意図が込められているものだと、私は感じました。映画を観る人が違う視点から観るのではなく、撮影者が違う視点を見せるものなのです。私たちは映画を初めから自分なりの視点で観ようとする時がありますが、作者がどんな思いを込めて制作したのかを素直に感じたり、受け止めたりした上で、自分の考えを深めていくべきなのだと思います。」
山形の街と空を撮影した風景写真を90度回転させた作品。
夕暮れのブルーと赤のグラデーションが鮮やかで美しいですね。
今年の映画祭は、
10月8日〜10月15日までです。
このポスターを元に大きな看板やパンフレットなどデザイン展開をしております。
ぜひ映画祭に足を運んでみてください！