東北芸術工科大学 グラフィックデザイン学科


November 27, 2015


グラフの授業



【3年生】選択必修の様子


November 27, 2015


グラフの授業


こんにちは。
山形では初雪が降り、いよいよ冬の到来です...!
 
本日は3年専門演習(後期前半)の様子をお伝えします。
 
後期は「ブランディング」「広告」「絵本」「エディトリアル」の4つの演習が開講されました。
3年生はこの中から1つを選択し、知識を専門的に深めていきます。
 
まずは、「ブランディング」。
担当は中山ダイスケ先生と非常勤講師の萩原尚季先生です。
山形周辺や、自分の地元の出来事のリデザインなど、実際の商品開発を通してブランディングに取り組みます。
PA280387.jpgPA280403.jpg
商品の顔となるパッケージやロゴ、売り方のデザインを考えたり変えたりするだけでなく、
クライアントにデザインの必要性をどう伝えるのか、広めていくのかを
実践的に考えてプレゼンテーション力も高めていきます
PB180186.jpg
PB190277.jpg
 


「広告」の担当は赤沼明男先生。
ゲスト講師として山形でコピーライターとして活躍する長岡信也さん(株式会社マン・クリエイト)と

PB190222.jpg
元ドラフト、2007年JAGDA新人賞受賞のデザイナー・古屋友章さんをお招きしました!
PC020003 (1).jpg
PB190217.jpg
現場で活躍する学外のプロのクリエイターの方々に
自分たちの伝えたいことは、広告にしっかり詰まっているのか
コピーや写真・イラストなどの様々な方法に挑戦しています。



次は「絵本」。
担当は坂東慶一先生です。
PA140057.jpg
授業の導入では、絵本というものの自由な描きかたや捉え方を学びます。
絵の具や画材を広げながら黙々と作業。
PA210012_01.jpg
PB190240.jpg
今年も文芸学科の学生の作品とコラボレーションした絵本作品を制作しました。
文芸学科の石川忠司先生にもご指導いただき、グラフィックとしてだけでなく
ちゃんとした「本」としてもアドバイスいただきました。

  

そして「エディトリアル」。
担当は大竹左紀斗先生です。
エディトリアルというと「編集」を意味しますが、
まずは「りんご」から連想される事柄やイメージ、言葉などできるだけたくさん出して「編集」するところから助走をかけていきます。
GDD_4503.jpg
身近な出来事や日常の中に面白いネタが隠れていて、そこに目を向けてまとめると
「グラフィックデザイン」と「編集」の密接な関係が見えてきます。
PB190262.jpg
こちらは「スキャン」をテーマに制作した作品。iPhoneをスキャンしたものだそうです。
秒数が変わる瞬間って面白いんですね!
PB190252.jpg
手にとって読むとき、人に伝わりやすい構成になっているのか、
文字一つ写真一つにも適した大きさがありますよね。読みやすい本として成り立っているかを学んでいきます。


 
3年生選択必修は大人数で行ってきた演習と違い、
15名前後で進めているため、より内容の濃いデザインを学ぶことができます。
それぞれの個性や興味を持ってきた事柄がヒントとなって、
作品としてのクオリティの高くなりますね!
後期後半のチームでもどんな作品が生まれるのか、楽しみです!

 
また、普段のグラフィックデザイン学科の様子はfacabookでもお伝えしております。
https://www.facebook.com/tuad.gd/
学生主催のイベントなども紹介しておりますので、ぜひご覧ください!


ブログ カテゴリー


ブログ タグ