東北芸術工科大学 グラフィックデザイン学科


July 07, 2020


グラフのイベント



1年生_「見立て」レクリエーションの様子

みなさんこんにちわ。

山形では梅雨が本格的になりジメジメした毎日が続いていますが、このご時世、外に出て肌で季節を感じることの素晴らしさを再認識します。
先日グラフィックデザイン学科では、1年生有志の学生を募りささやかなレクリエーションを行いましたので本日はその様子をお届けいたします。実は入学式もなかったので1年生とは初対面(大学生になってから)でしたので、副手も楽しみにしていました。



芸工大のうらには「悠創の丘」と呼ばれる小高い丘があります。本学科教授の大竹左妃斗先生は毎日のように悠創の丘へ行き、自然観察を行なっている悠創の丘博士です。この度のレクリエーションは悠創の丘を舞台に、そんな大竹先生が用意してくださいました。

学生を外に連れ出した大竹先生は、「普段当たり前に見ているモノや風景も、近寄って観てみたり、角度を変えてみるだけで新たな発見があるものだ」と自然観察の楽しみ方を教えてくださいました。
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レクチャーを受ける中、いよいよメインイベントのスタートです。
今回は視点の変換を楽しむレクリエーションということで、学生に小さな人形を配りました。大竹先生からの出題は「見立て」「人形を使って自然界をいつもとは違うよに見せてください」というものでした。
それぞれ人形を握りしめてあとらこちらへと世界を探しに行きました。
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1年生も楽しんでくれたようで、良い作品ばかりでした。
例えば人形を置くだけで木の根っこは分かれ道に
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小さな石も火曜サスペンスを連想させる崖に
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はたまた大きな怪物に取り囲まれてしまったり。
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この他にもお見せしたい楽しい作品ばかりでした!最後にみんなで発表会をしてレクリエーションは終了です。
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このように視点を変えてみるということは物作りの基本のひとつとも言え、新たな楽しみを生み出します。

こうした遊びの中から学びを得ることもあります。いつもの通学/通勤ルートを普段より30分早い時間に歩いてみるだけでも景色は違うかもしれません。いつも座るデスクの向きを180°変えてみるのも良いですね。
ぜひみなさんも普段と違った景色を楽しんでみてください。物作りの世界にまた一歩、のめり込んでしまうかもしれません。
 
学生のみなさん、どんな時でも芸工大は大自然に囲まれていますし、デザインの現場はいつも外(社会)にあります。
授業が対面で行えないだけで、みなさんの視野もPCばかりに向かっていて良いわけではありません。ぜひ改めて視野を広くものごとをみてみましょう!まずは1年生の楽しそうな顔がみれてよかったです。
写真9_アートボード 1.jpg
それではまたの更新をお待ちくださいね。
ありがとうございました。
 
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