酒田駅前再開発工事の仮設壁アートイベント(2019年後期の活動)
July 20, 2020
こんにちは。
副手の熊谷です。
毎日降り続いた雨もようやく止み連日暑くなってきましたね。
まだ紹介できていなかった昨年度の地域連携の活動を紹介していこうと思います!
今回紹介するのは駅前再開発工事の仮設壁アートイベントについてです!
★以下の写真は全てコロナ禍以前の昨年度9月〜11月に撮影されたものです。
「駅前再開発工事の仮設壁アートイベント」
酒田駅(山形県酒田市)の駅前が再開発されることに伴い、工事中の区域に設置された白いフェンスにアートで装飾するプロジェクトです。
2019年9月〜11月に実施されたプロジェクトです。
この白いフェンスにアートが施されます!!
本学科のプロジェクトメンバーと酒田光陵高等学校情報科・美術部、酒田南高等学校観光・地域創生専攻の皆さんが参加しました。
まずは酒田駅前再開発に向けて、デザインの力を使い、どんなことができるのかプロジェクトメンバーで何度も大学・酒田で話し合いました。
話し合いの結果、酒田市に関するメッセージや願い、思いをアートと交えながら表現するフェンスにすることが決まりました。
高校へお邪魔し、高校生のみなさんと「酒田」について深く考えるワークショップを行い、言葉をたくさん集めました。
その言葉をもとに、大学でまた話し合いをしたプロジェクトメンバー。
白いフェンスは3等分に区切り、
「あなたの知っている酒田のことを教えてください。」
「あなたの願いを光にこめてください。」
「酒田の未来をのぞいてみよう!」
の三部構成となることが決まりました。
「あなたの知っている酒田のことを教えてください。」
酒田市の高校生へアンケートを配り、主に「酒田の◯◯な場所」を教えてもらうことになりました。
アンケートに書かれた字をそのまま使うことに!
使用する言葉たちを選出し、カッティングマシーンを使って貼れるように字を作りました。
酒田プロジェクト以外の1、2年生も準備のお手伝い。
放課後まるっと連日作業しました!
酒田駅前の作業場でも継続して作業です。
カッティングシートを作っています。
準備ができたものから置いてみて、実際に貼り出していきます!
まるで、白い紙の上に大きな人が鉛筆で書いたかのような文字が出現!
思いがこもった、酒田の高校生の文字です。
白いフェンスを生かした読み応えのあるビジュアルが完成しました。
「あなたの願いを光にこめてください。」
このセクションは酒田光陵高等学校情報科・美術部、酒田南高等学校観光・地域創生専攻の皆さんと制作しました。
「灯台の明かり」に見立てた黄色のシートに、高校生それぞれの「願い」を書き、好きな場所に貼っていき、作品を作り上げます。
グループで話し合いも交えながら「願い」を書いていきます。
バランスを見ながら1人1人貼っていきました!
灯台や船、蔵などのデザインはプロジェクトチーム3年生が主にデザインしました。
酒田の今〜未来を表現しています。
こちらのデザインには作業も含め非常に時間をかけ、プロジェクトチームの熱い思いもたくさんこもっています。
記念に集合写真を撮影しました。
「酒田の未来をのぞいてみよう!」
窓から外を眺めるように、未来を想像してみようというテーマでフェンスにアートを施しました。
カッティングシートの作業で1番難しい、大きくて細長いパーツをまっすぐ付けるという作業です。
小さな文字をまっすぐ貼る作業をする副手小野寺と2年(現3年)男子たち
そして、完成しました!
今回のプロジェクトは酒田市民の方々にも大変ご協力いただきました。
この場を借りてお礼の言葉を述べさせていただきます。
ありがとうございました。
酒田市でのプロジェクトは、こちらに限らずロゴのデザイン等も関わらせていただいておりますので
記者会見の様子なども含め、また更新させていただきます!
酒田市のHPにも活動記録が掲載されておりますので是非ご覧ください
こちら
★掲載された写真は全てコロナ禍以前の昨年度9月〜11月に撮影されたものです。
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