3年生_嘉瑞工房より高岡昌生さまによる「欧文組版の基本知識」レクチャー
こんにちは!
本日は近藤一弥教授の授業で、3年生を対象としたレクチャーが行われたときの様子をお届けします。
特別講師としてお呼びしたのは、欧文組版を専門とする活版印刷の会社「嘉瑞(かずい)工房」から高岡昌生さんです!
高岡さんにお越しいただくのは今年が3度目となり、「知らなきゃ恥かく、欧文組版の基礎知識」をタイトルにレクチャーしていただきました。
嘉瑞工房さんは東京新宿に本社を構え、昔ながらの金属活字を使用している活版印刷を用いてレターヘッドや封筒、招待状などを手がけ、総理大臣のレターヘッドを手がけたこともある歴史ある工房です。
そもそもアルファベットはどのようにして生まれたのでしょうか。
文字の歴史からフォントが誕生したわけなどのお話から、たくさんの資料とともにレクチャーしていただきました。
高岡さんはお話をしながら実物のレターヘッドをお手に持ち、学生の元を回って貴重な実物を見せてくださいました。
紙の質感や透け、文字の実際のサイズ感など、カメラではなかなか伝えることが難しい細部へのこだわりを体感することができました。
3年生の興味津々な表情が、マスク越しでも伝わってきます!
対面で授業を行うことができるって幸せなことです。
内閣総理大臣のファーストシートという、普通であればお目にかかることはできない貴重なものも見せていただきました...!その格式高さが紙面にも表れており、見ているだけで緊張しました。
他にもたくさんのレターヘッドや招待状、また、嘉瑞工房さんのレターヘッドも見せていただきました◎
授業の後半では、現在3年生が取り組んでいるレターヘッド課題を講評していただきました。
プロのデザイナーでもやってしまいがちな組版の間違いなど、タイポグラフィの細部まで目を光らせるべきだと学ぶことができました!
授業終了後にも、高岡さんに作品を見ていただきたい3年生の大行列が・・・
一人一人に熱くご指導いただきました。
高岡さんのレクチャーで「しまった、知らなかった!」と思った学生も多いのではないでしょうか?
日々勉強しているデザインのことでも、まだまだ知らないことがたくさんありますね。
今回のレクチャーで文字に関心を持った人も多いと思います。そのもっと知りたいと思う気持ちを今後の制作にぜひ活かしてください!
高岡さん、大変貴重なレクチャーをありがとうございました。
嘉瑞工房さんについて詳しくはこちらの公式サイトをご覧ください。
https://kazuipress.com
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