やまぎん県民ホールにカモシカシルエット投影
みなさんこんにちは
朝も夜も濃い霧に包まれたかと思うと、次の日には青空なのに強い雨が降ったりと、あべこべな天気が続いていた山形で遂に雪が降ってきました。動植物も大変そうですが、みんさんも体調管理には十分に気をつけてくださいね。
みなさんは「やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)」が山形駅西口に新しくできたことはご存知でしょうか。収容人数2001席の大ホールを中心に、県が誇る技術と伝統の技が施された山形県の新たな文化芸術拠点です。
やまぎん県民ホールが新しく建設されることをきっかけに、グラフィックデザイン学科では県の担当者の方から「エントランスに県の獣であるカモシカを、光を用いて表現できたなら、お越しいただいた方々に楽しんでいただけるのでは」とデザインのご依頼をいただいておりました。
このご依頼から学科内デザインコンペを開催し、多くの学生がデザイン案を応募してくれました。
たくさん集まったデザイン案を県の方々がひとつひとつ丁寧に審査してくださり、厳正な審査のすえ現3年生の阿部葵さんのデザイン案に決定し、先日その完成品を生で見ることができました!
壁面の絶妙な角度を利用した錯視によって、この角度からはカモシカを見ることができませんが、階段を上がり振り返ると県産木材で表現された森の中に、カモシカの親子が姿を現します。
この仕掛けは山形の豊かな自然に隠れているカモシカとの出会いをイメージしたもので、やまぎん県民ホールでしか味わえない芸術があることを表現しています。
また、子どもを後ろから優しく見守る親カモシカは、ステージに立つアーティスト達をどっしりと支えるやまぎん県民ホールの様にも見えてきますね。
こちらのカモシカはイベントが行われる際に予告なしに投影されるそうです。常に投影されているわけではないようなので、見ることができた人はラッキーですね。ぜひ、機会があればみなさんもカモシカたちに会いに行ってみてはいかがでしょうか。そして新しくなったやまぎん県民ホールでの芸術鑑賞を楽しんでいただければと思います。
コンペへ参加してくれた学生のみなさんありがとうございました!残念ながら採用されなかった人も次のチャンスがあるのでまたがんばりましょう!
改めまして山形県及び、やまぎん県民ホールのみなさまありがとうございました。
やまぎん県民ホールの詳しい情報やイベントスケジュールなどはこちらから
https://yamagata-bunka.jp
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
東北芸術工科大学
グラフィックデザイン学科公式SNS(クリックで飛べます)
★ブログ・SNSは随時更新しています!
こちらではリアルタイムで学科の様子を更新しています!