- Graphic Design logo
- 東北芸術工科大学 デザイン工学部
グラフィックデザイン学科 - Tohoku University of Art and Design
Department of Graphic Design
どんなことするんだろう?
少し不安そうな表情の1年生がギャラリーAに入ってきました。
一日目前半は担当の中山ダイスケ先生と原高史先生の自己紹介。
今までの仕事や、仕事に対する考え方をプレゼンテーションしてくださいました。
後半は壁一面のホワイトボードに、「幸せを感じる瞬間」を自由に書いてみて下さい!というワークショップ。
「虹を見たとき」「家族と笑ってるとき」など、みんなが納得する回答や、
「普通の生活が送れていること」なんていうドキリとする答えもあり、さまざまで面白い!
そして二日目。
前日に配布したネームプレートに上の段に自分を表現する言葉と、下に名前が書いてあります。
みんな前に並んで先生方からの突っ込みの洗礼を受けました。
それぞれ話しかけるきっかけにもなって、この後チーム分けをしても、名札の話題で盛り上がってました。
そして、前方の大きな机に...
どさっ!!
大量のお菓子がまき散らされました! なんでお菓子!?
チーム名を決めてもらって、各チーム3つずつお菓子を選んでもらいます。
お題は...
「このお菓子のパッケージのデザイナーになりきってプレゼンをしてください!」
なぜこの配色なのか、ロゴなのか...見るところはたくさん。
チームでお菓子を実際に試食しながら考えます。
不安そうだったけれど、30分後のテスト発表では、
意外や意外、みんなちゃんとしゃべれている!
先生に突っ込まれても立ち向かって行きました!
三日目は本番。昨日とは違うお菓子を選んでチーム全員で前に出て発表。
他のチームが突っ込み役になります。
説得力のあるプレゼンや、突っ込み側からも意外な視点が出てきたりしました。
制作者の意図が少しずつ分かったかな?
こんなにじっくりデザインを分析されているなんてデザイナーは思いもしてないでしょうね :-)
帰り際に学生に授業どうだった?と聞いてみると、
「すごく楽しかった!お菓子食べられるなんて!」と楽観的だったので、
「楽しいのは今だけだよ〜後でどんどん厳しい課題が待ってるからね♪」と釘を刺してみました。ふふ。
このチームでまた4年生になったら講評会し合ったらどんな風になるんだろう...
きっとみんな成長して、今日よりもっと熱いプレゼンバトルが繰り広げられるんでしょうね!
チーム名、メンバー忘れないようにね!
と、ここでひっそり自己紹介させてください。
私は今年四月から副手になった阿部香菜子と申します(あべかなと呼ばれています)。
芸工大ではなく、多摩美術大学を卒業し、
これまで出版関係で編集の修行をしたのち、まちづくり会社で農業振興を担当しておりました。
卒業して5年が経ち、めぐりめぐってデザインの力の偉大さ、必要性を直に感じ、
デザイナーを志す学生を支えたいという思いと、
ここ東北芸術工科大学の理念に感銘を受けてこの地にやって参りました。
グラフィックの副手にはすでに同じ名字のスーパー副手の阿部さんがおりますが、
阿部さんを目指して私も三年間頑張って参りますので、どうぞよろしくお願いします!
他の大学を卒業した者の意見ですが、
現役バリバリの先生方に教えてもらえるって、本当に刺激的だし、
現場の風を感じることが出来るのは、とても恵まれていることなんですよ~。
東北芸術工科大学のグラフィックデザイン学科は先生と学生の距離が近く、
悩んだりした時に親身に聞いてくれる環境があります。
とても成長できるきっかけがぎっしり詰まっている環境なので、フル活用で四年間駆け抜けて下さい!