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- 東北芸術工科大学 デザイン工学部
グラフィックデザイン学科 - Tohoku University of Art and Design
Department of Graphic Design
みなさんクロッキー帳はどんな風に使っていますか?
今週はクロッキー帳の理想的な使い方を中山ダイスケ先生、原高史先生より指導がありました。
一つの作品を作るにあたって、アイデアをたくさん出していくのは必須です。
パッと思いついてしまってほとんどクロッキー帳を使わないことも多くあると思います。
たとえ最終的に最初のアイデアに行き着いたとしても、その過程を経ることで、
その作品の深みが増し、プレゼンでも語ることができます。
アイデアスケッチからはその作品への思い入れの度合いが現れてきます。
スープとことばに引き続き、このレクチャーを挟んで味覚の表現の授業が続きますので、
まず、
「あまい、からい、すっぱい、にがい、しょっぱい」
この五つの味覚のイメージをスケッチしてみることに。
鉛筆で出せる黒は幅広い。
筆圧が弱くても自分がイメージする黒に近づけてみましょう。
先輩方のクロッキー帳も参考に。
一つの作品を作り上げるのにこんなにもページを割いているのか!
と驚きがありますね。
みんなはどんな風に描いているのかな?
机に広げてぐるぐる見学してみます。
評価の高かった作品もいくつか。
やはりページ数の多い学生の作品ほど、強い印象を与えてくれます。
レクチャーに引き続いて次の課題は「味覚パッケージ」。
くじで引いた「ほろにがい」「あまからい」「クリーミー」などの味を、
実際に缶に巻くイメージで作成します。
さっそくアイデアスケッチの出番ですよー!
先生方が一人一人のクロッキー帳を丁寧に見て下さいました。
へたでも、気に入らなくても、やぶらないで保存しておきましょう!
クロッキー帳は小さい頃広告の裏に落書きしていた勢いで、がしがし使って何冊も増やしていって下さい。
それが必ず引き出しになり、財産になります。
課題書も渡されていよいよ本格的に作品作りに取りかかっていきますので、
これまでに学んだ感覚の大切さを忘れずに挑んでいって下さい。