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- 東北芸術工科大学 デザイン工学部
グラフィックデザイン学科 - Tohoku University of Art and Design
Department of Graphic Design
こんにちは!
山形はとっても暑いです!アツいです!
そんなアツい日に、あの!浅田家の!浅田政志さんが山形に来て下さいました!!
浅田家とは...浅田政志さんの写真集で、写真界の名誉ある賞・木村伊兵衛賞を受賞した作品です。
家族で消防署員に扮装して撮影した作品が有名ですね。
グラフィックデザイン学科なのになぜ写真家をお呼びしたのかと申しますと、
2年生になって最初の授業に「フォトグラフ」という演習があり、
一人1台一眼レフを持って写真で作品を制作するのです。
ポートフォリオに載せるための作品の撮影はもちろんのこと、
イメージを写真で撮る力はグラフィックデザイナーには欠かせない能力なのです。
この演習をきっかけにフォトグラファーを目指す学生も。
これまでに行ってきた感情を撮る課題や、まさに制作の最中である組写真の合間に、
第一線で活躍されている浅田さんに、写真を撮る楽しさ、カメラを通じて築かれる被写体との関係性などについて、
今までの作品を見せていただきながらお話いただきました。
浅田家の写真はユーモアと愛に溢れていて、
その撮影エピソードも面白すぎて笑いが絶えません。
浅田さんが指示しているだけではなく、
みんなで「ああしたらいい、こうしたらいい」と意見を出し合いながら完成しているそうです。
粘り強く交渉すれば消防服も消防車も借りられるって...本当にすごいことです。
撮影中にも署員さんからもアドバイスいただくまでに。
熱意って伝わるんですね。
撮影のひとつひとつが家族にとっての記念日ってとても素敵ですね。
浅田さんの浅田家などの演出して撮るスタイルは学生時代に課題で制作した作品がきっかけだったそうです。
どの課題も皆さんの基盤になることは間違いありませんが、
課題がきっかけで、浅田さんのように大きく羽ばたくこともあるかもしれませんね。
とっても楽しみです◎
浅田さんのお仕事のお話の後は、演出して撮るワークショップ!
みんなで話し合って、全員が写るのが条件です。
まずはセルフタイマーをうまく使いこなすことが大切。
浅田さんに2年男子を撮っていただきました!
ジャンプ!
なんと二回で成功!
左から3番目の川田君の素晴らしいジャンプに教室大爆笑でした。
正座?
表情も最高ですね。
各チーム話し合いタイム。
高校生のカメハメ派の写真などちまたで話題になっていますが、
それを上回る作品をわずか1時間半で撮らなければなりません!
さてさて、どんな作品に仕上がったかな...?
おおー!バイオハザード!
うまくそれぞれの役をこなしています。
あまり良いニュースではありませんが某アイドルの握手会事件を表現。
一番奥のスタッフ役の子の表情最高です。
おひるね。
こんなところで寝たら風邪引くよ!
三角コーンで遊んでたら抜けなくなっちゃったのね。
やっぱり川田君(右)はいい演技しますね。
あっ!
他にもたくさん名作が誕生しました!
もっと時間をかけたらたくさんアイデアでそうですね。
ということであっという間の3時間。
浅田さんのお仕事も少しだけ感じることが出来たのではないでしょうか。
普段から持ち歩いて撮影することを介していろいろな表現を自分なりに模索してみて下さいね。
浅田政志さん、本当にありがとうございました!