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- 東北芸術工科大学 デザイン工学部
グラフィックデザイン学科 - Tohoku University of Art and Design
Department of Graphic Design
こんにちは! 山形も夏本番。盆地だけにものすごく暑いです。 でも都会のじめ〜っとした暑さとは違って、緑の風が吹き抜けるすがすがしい暑さなんです。
今日は近藤一弥教授が担当する3年生「本の装丁」内で美篶堂さんによる手製本ワークショップが開催されました!
本の装丁というのはいわゆる表紙の装丁だけではなく、 立体としての本を考えます。 表紙を取った時の本表紙や、開いた時に最初にある別丁扉、本文の文字組も含めてデザインしていきます。
今回も、長野県伊那市美篶から上島松男さん、東京の美篶堂ショップから上島明子さんにお越しいただきました!
さっそく実演していただきます。
まずは本文を折る行程から。
こちらは素人では時間のかかる作業とのことで、
やり方だけ松男さんに見せていただきました。
手作業とは思えないほど正確に早く折られる手さばきに、
学生も目を見張っていました。
つづいて背にのり付けをして行きます。
ここには丈夫な本にするための工夫が施されています。
それぞれ松男さん、明子さんに指導していただきながら実際にやってみます!
なかなか難しい...!
表紙を作って、本文と併せます。
じっ!いつになくみんな真剣です。
最後に反りを直すための帯を巻いてもらって完成です!
今年の学生は出来が良いとお褒めの言葉もいただきました!
自分で作った本には思い入れが生まれますね。
この経験を思い出しながら大切にしてくださいね。
今回の製本ワークショップを通じて、「本」をより深く理解することが出来たのではないでしょうか。 お道具やのりボンドなども準備室に用意しておきますので、 本の装丁の課題やポートフォリオの制作に役立ててくださいね! みなさんの仕上がりを楽しみにしています◎