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- 東北芸術工科大学 デザイン工学部
グラフィックデザイン学科 - Tohoku University of Art and Design
Department of Graphic Design
こんにちは。
初夏の陽気に包まれて、学生もみんな鮮やかな服装になってきました。
この時期になると、外の春の匂いに「もう一年経ったのか〜」としんみりした気持ちになりますね。
さて、本日は3年生の演習の様子をお届けします。
まずは、近藤一弥教授担当の「ドキ山ポスター」から。
「山形国際ドキュメンタリー映画祭」とは、
1989年より隔年で開催されているアジア最大規模の映画祭。
その映画祭の作品募集のためのポスター、本祭用ポスターを、
本学科3年生の課題にて制作させていただいています!
現在はアイディアを何度も練り直して、形に起こしていく制作途中です。
近藤一弥教授、非常勤講師の石井一十三さん指導のもと、
アートディレクターの古屋貴広さんにもお越しいただき、講評をいただきました。
学生も作品コンセプトを話しながら、アドバイスをもらいます。
今年はどんなポスターが選ばれるのか、楽しみですね!
また、3年生になると自分が興味のある専門分野を前期・後期でそれぞれ選択して、
知識や技術を伸ばしていく演習が始まります。
前期はパッケージデザイン、コミュニケーション、web/GUI、エデュケーションの4つです。
まずはパッケージデザイン(担当:田中康博教授)の様子。
パッケージでは2つ制作物があり、前半は「気軽に買えるコンドーム」が課題となっています。
ドラッグストアやコンビニエンスストアで日常の商品と並んで売られていますが、
決して気軽に買える商品ではないイメージですよね。
しかし重要な役割を持つ商品なので、必要な時に気軽に買う事ができるようなパッケージを提案するのがこの課題の特徴です。
買う立場、使う立場もイメージしながらデザインした作品を
一人一人がプレゼンを行います。紙質や開封の仕方にもこだわっています!
コミュニケーション(担当:原高史教授)の様子。
原先生、学生間でとにかく話し合いながら、個々の考えからアイディアを引き出し、
プロジェクトを企画して動かしていくために必要な力を学んでいきます。
単にデザインだけではなく、人と人、人と企業、人と地域の関係も考えながら
プロジェクトを進めている最中です!
次は、web/GUI(担当:アイハラケンジ准教授)の演習です。
私たちが普段PCやスマホで目にしている、基本的なwebの構成の仕組みから
どんなデザインがユーザーにわかりやすく、見て欲しいページに誘導できるか学びます。
自分でデザインするところまでたどり着けるので、
他の演習とは違い長期に渡る濃い演習となっています。
どんどん身近な物になっているので、興味を持って取り組む学生も年々増えますね!
最後にエデュケーションデザイン(担当:澤口俊輔教授)の様子。
演習では主に紙を媒体にどの世代にも興味を抱くように遊びから学びに繋げ、
人の「興味」「やる気」「創造」をかきたてるデザインを考案、制作します。
また学校教育にないデザイン的なワークショップを企画、実践もしていきます。
「できた!」という達成感も味わえるような遊びって、ワクワクしますよね!
実際に発売されているあそびも研究しつつ、デザインしていきます。
今までの演習とは違い、コンパクトなメンバーで専門分野を学ぶことで
意見交換も濃いものになって、高めあえるような時間です。
今回は各演習からどんな作品ができるのでしょうか。
楽しみですね〜!