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- 東北芸術工科大学 デザイン工学部
グラフィックデザイン学科 - Tohoku University of Art and Design
Department of Graphic Design
こんにちは。
本日は近藤一弥教授は指導する演習「本の装丁」内で
昨年に引き続き、日本最大の紙問屋・株式会社竹尾によるペーパーレクチャーが行われました!
仙台営業所の山本様に山形まで来ていただき、
竹尾さまで取り扱っているファインペーパーそれぞれの特徴や
基本的な紙の知識、なかなか聞くことができない製造過程などを詳しく教えていただきました。
写真は紙の原料についてレクチャーしていただいています。
こちらが原料となるパルプ。木材等の植物体を機械的、科学的に処理してほぐし厚紙状にしたものです。
ブナやカバなどの木材、タケやバガスなどの非木材、古紙など種類があります。
紙には「ながれ」といものがあります。
厚手の紙を折る際に、すこし折りにくかったり、綺麗に折れない方向がありますよね。
それは紙の目のながれに沿っていないから起こる現象です。
それでは、その紙のながれを見極めるにはどうしたらよいのでしょうか?
紙を手にのせてみると....クルンッとします。
この内側に沿った方向が紙の目です。
みんなから「おお〜〜っ」という声が聞こえました笑
実際に竹尾さまの紙を使用した製品を見せていただきました!
日頃デジタルで作っていたものを、印刷してみたら「全然イメージと違う!」と驚いたことはありませんか?
「紙を選ぶ」ということは作品や製品のイメージを左右する重要なことです。
本当に様々な紙の種類がありますね...!なかにはまるで桃の手触りのような紙もありました。
毎年このレクチャーを受けると、学生は紙に対しての意識が変わり、
作品作りも紙選びから気にするようになるのでぐんぐん質もあがります。
紙についての知識を深めていきます...。
準備室にも紙の見本帖もありますので、ぜひ積極的に活用して紙からこだわった作品に挑戦してください!
山本さま レクチャーいただきありがとうございました!
株式会社竹尾 公式HPはこちらから
http://www.takeo.co.jp