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- 東北芸術工科大学 デザイン工学部
グラフィックデザイン学科 - Tohoku University of Art and Design
Department of Graphic Design
こんにちは!
先日からお伝えしていた池田修三展、
2週間に渡っての展示が終了し、学生スタッフと共に撤収を行いました。
寂しい...。
グラフィックデザイン学科のギャラリーで行う初めての展覧会でしたが、
他学科の学生や、一般のお客様にもたくさん足を運んでいただきました!
とても時間をかけて観て下さったり、
中には何回も来て下さるかたも数多くいらっしゃいました。
今回グラフィックデザインの作品ではありませんでしたが、
修三さんの生き方、絵の在り方に対する考えを展示を通して学生に伝えられたのではないかと思います。
修三さんは暮らしの中で気軽に絵を楽しんでもらう文化を秋田の小さな町で作り上げてきました。
必ずしもそれが正解という訳ではなく、
ものを生み出すことを学ぶ中で、それらが社会とどう繋がっていくのか、どう役に立てるのか、どう在りたいか。
修三さんの作品を通して、そんなことを考えてみてほしいと思いました。
展示と併せて、秋田の「ふつう」の中に魅力を見出し発信している「のんびり」編集長・藤本智士さんのトークの中から、
デザインをする意味や、可能性の側面が見えたのではないかと思います。
修三さんの作品は知らなかったけれど「何かやってみたい」という想いから手伝ってくれた学生がほとんどでしたが、
この体験を経て最後にはそれぞれの心に変化が起きていたようです。
与えられるのを待つのではなく、気になったことにはどんどん参加して、
自分で学んでいって欲しいと思います。
この場を借りまして、この展覧会にご協力いただいた皆様、ご来場いただいた皆様に深く御礼申し上げます。